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高龗神 たかおかみ 闇龗神 くらおかみ

闇龗神(闇淤加美神)の名前は、古事記及び日本書紀の一書で、 伊邪那岐神が 迦具土神 かぐつちのかみ を斬り殺した所に出てきます。 この時に剣を握った指の間から血が流れ出た時に生まれたとされています。

また高龗神は日本書紀の別の一書で迦具土神を斬って三柱の神になったとし、 その内の一柱が高龗神になったとしています。

この二神は同一の神、あるいは、対の神とされ、 その総称が淤加美神(龗神)であるとされています。 龗は龍の古語であり、「闇」は谷を、「高」は山を指す言葉であることから、 闇龗神は渓谷、高龗神は山峰の水や雨を掌る龍神として信仰されてきました。

龗神の神裔としては、娘に日河比売、その子に深淵之水夜礼花神がいて、 この神の孫が大国主神になることが古事記に記述されています。

この二柱の神は、 罔象女神 みづはのめのかみ とともに、 雨乞い・止雨・灌漑の神としてお祭りされています。

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